G.works利用規約
第 1 条 目的(理念)
G.works(ネットワークと仕組みの総称)の目的は、トラック輸配送における需要(荷物)と供給(トラック)の情報を相互に活用し、合理的で効率的な需給合致を助けることであり、G.worksは利用者総員の共有の財産であるとの認識を前提とする。
利用者総員は、輸配送における全体最適に資することを志向し、良運、一員、必罰の3つの理念を尊重することを約する。
➀良運
総員をもって「良く運ぶ」を実現し、世に貢献する。
②一員
利用者総員は、自然人、法人を問わず、G.worksを構成する一員である。
③必罰
G.worksの管理者は、G.worksの価値を減じる行為に対し、注意、是正勧告、利用停止、追放の処置を行わねばならず、その事実を公表することができる。
第 2 条 利用規約
- この利用規約(以下「本利用規約」という。)は、NPO法人伝三郎商会(以下「管理者」という。)が運営するインターネット情報サービスG.works(以下「本サービス」という。)の利用条件、運用方法、および本サービス利用者(以下「利用者」という。)と管理者との間の権利義務関係について定める。
- 利用者は、本サービスを利用することにより、本利用規約に同意したものとみなす。
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本利用規約において使用する用語は、以下の意味を有するものとする。
- 「本利用規約」を構成するものには、本サービスのマニュアル類の他、管理者がウェブサイト等に掲載する理念やルール、個人情報保護方針等を含む。
- 「利用者」とは、本サービスの「たのむ」、「はこぶ」を利用する者を指す。
- 「たのむ」とは、本サービスの配送依頼機能を指す。
- 「はこぶ」とは、本サービスの配送受注機能を指す。
- 管理者は、管理者の裁量により、本利用規約を変更、修正、追加または削除する権利を有する。管理者が本利用規約を変更等する場合は、変更等の効力発生日前に、本利用規約を変更する旨、変更後の本利用規約の内容および変更の効力発生日を管理者のウェブサイトに掲示する。
第 3 条 利用資格
本サービスの利用資格は、以下の各項によるものとする。
- 利用者は、本サービスにおいて管理者が指定する情報を入力して登録申請し、管理者の審査承認を得て、第4条第1項に定める保証金を預託することで資格を得ることができる。
- 「たのむ」の利用者は、配送を依頼する営業所を1単位とし、1単位毎に1契約を要する。
- 「はこぶ」の利用者は、一般貨物自動車運送事業者であって、管轄の運輸支局届出の営業所を1単位とし、1単位毎に1契約を要する。
- 第1項の登録申請の際、管理者は申請者に対して、必要に応じて確認書類等の提出を求めることがある。
- 利用者は、登録情報の内容に変更が生じた場合、速やかに登録情報の変更を管理者に届け出なければならない。
第 4 条 保証金
- 利用者は、本サービス利用登録にあたり、管理者が指定する方法により1契約毎に保証金10万円(以下「当保証金」という。)を預託するものとする。なお、当保証金に利息は付さない。
- 当保証金は、第13条第1項に定める退会の場合、利用者が管理者に対して負担する一切の債務に充当した後、管理者が指定する方法により、残額を利用者に返金するものとする。
- 当保証金は、第13条第2項に定める追放の場合、全額没収するものとする。
- 管理者は、利用者の利用料支払いが滞った場合、その他本サービスに関し、利用者が管理者に対して債務を負う場合には、当保証金の全部または一部をこれらの債務に充当することができるものとする。
- 第4項により当保証金が債務の弁済に充当された場合、利用者は直ちに充当された保証金相当額を追加の保証金として預託するものとする。ただし、管理者は、事情に鑑み、追加の保証金の預託を一定期間猶予することができる。
第 5 条 地位・権利の譲渡禁止
利用者は、本利用規約に基づく一切の地位、権利義務を第三者に譲渡し、賃貸し、使用させ、または担保に供してはならない。
第 6 条 禁止事項
利用者は、本サービスの利用にあたり、以下各号のいずれかに該当する行為を行ってはならない。
- 本利用規約に違反する行為
- 登録情報の虚偽記載、および目的外または不正の利用行為
- 本サービスの運営を妨害する行為
- 利用者、第三者または管理者の財産、名誉、信用、プライバシーその他の権利を侵害する行為、侵害を助長する行為またはそれらのおそれがある行為
- 法令に違反する行為、法令違反を助長する行為またはそれらのおそれがある行為
- 前各号の他、管理者が不適切と判断する行為
第 7 条 本サービスの利用
- 利用者は、管理者に提供した情報のうち、本サービスの提供に必要な情報を第三者に開示することを許諾したものとする。
- 前項により管理者に提供された情報であっても、管理者が必要と認めた場合には、情報の一部または全部を他の利用者および第三者に開示しないことがある。
- 「たのむ」の利用者は、本サービスにおいて取次が成立した荷物の配送をキャンセルすることはできないものとし、管理者が認める場合を除き、利用料を支払わなければならないものとする。
- 本サービスにおいては、管理者は取次を行うものであって、運送事業者となるものではなく、運送契約はあくまで利用者間で成立する。
- 利用者は、利用者に関する全ての情報に関連して、管理者、取引を行う他の利用者からの問い合わせ、クレーム等があった場合、自己の責任において誠実にこれに対応するものとする。
- 利用者は、利用者に関する全ての情報に起因して、管理者、取引を行う他の利用者に損害または不利益を与えた場合、自己の責任と費用においてこれを解決するものとする。
- 利用者が登録した全ての情報の真実性および正確性に関して、管理者はいかなる責任も負わないものとする。
- 本サービスを利用することにより利用者間で成約した運送契約は、「はこぶ」の利用者である一般貨物自動車運送事業者の運送約款に従うものとする。
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利用者は、第1条の目的達成および本サービス持続のため、利用者間で成約した運送契約に基づく運賃支払いについて、次の方法によることを約する。
- 毎週金曜日を締日とし、翌金曜日にまでに支払う。支払日が祝日の場合は、翌営業日にまでに支払うものとする
- 前号の運賃に係る請求は、「はこぶ」利用者が責任をもって行うものとする。
- 管理者は、前2号の支払いおよび請求には、直接関与しない。
- 管理者は、利用者間の支払いの遅延等に関する苦情を受けた場合、当該利用者に対し、注意、是正勧告、利用停止、追放の処置を行うことができるものとする。なお、これらの処置が行われた場合、管理者は、全利用者に対し、その事実を公表することがある。
第 8 条 貨物保険の付保
「はこぶ」の利用者は、貨物自動車運送事業法第24条の4第3号及び同法施行規則第3条の6第3号並びに第14条第3号の定めに基づき、貨物の運送に生じた損害に対する賠償について必要な金額を担保することができる保険契約に加入するものとする。
第 9 条 評価等
利用者は、第1条の目的達成および本サービス持続のため、疑義は留保せず、管理者に対し遅滞なく報告または相談しなければならない。また、利用者間の相互評価は、管理者が指定する方法により、適正に行わなければならない。
第 10 条 利用料
- 「たのむ」の利用者は、本サービスの利用により、「はこぶ」の利用者との間での運送契約の取次が成立した場合、取次の際に表示された運送委託料の2.5%(税別)を本サービスの利用料として管理者に支払うものとする。
- 「はこぶ」の利用料は無料とする。
- 管理者は、本サービス利用料を必要に応じて変更することができる。
- 利用料の支払いについては次の通りとする。
- 原則、月末を締日とし、翌月末日までに支払う。
- 月間利用料総額について管理者が少額と判定した場合、請求を翌月に繰り越して合算する。但し、繰り越しは6ヵ月を超えないものとする。
- 利用料の支払いは、管理者が指定する金融機関口座への振込みによるものとする。なお、振込手数料は利用者の負担とする。
第 11 条 本サービスの内容
- 利用者は、本利用規約および本サービスの提供に関し管理者が運営するウェブサイト、ウェブアプリケーション等において公表した内容・条件に従って、本サービスを利用するものとする。また、本サービスの内容は、本利用規約またはウェブサイト、ウェブアプリケーション等において管理者が明示するものに限られるものとする。
- 利用者は、本サービスを利用するために必要な通信機器の調達、維持・管理、および電子メールの送受信費用を含む通信等に関する全ての費用を負担するものとする。
- 管理者は、本利用規約に基づく利用者との権利義務の全部または一部を、利用者の事前の承諾なく、第三者に譲渡しまたは承継させることができるものとする。
第 12 条 本サービスの利用契約の有効期間
本サービスの利用契約の有効期間は、利用者による本利用規約の同意または本サービス利用登録後1年間とする。但し、期間満了前までに利用者から所定の手続きによる申し出がないときは、同一条件の下に自動的に1年間延長し、以後も同様とする。
第 13 条 退会・利用停止・追放
- 利用者は、管理者所定の退会手続を行うことにより、いつでも自由に退会できるものとし、管理者は退会手続を行った利用者の登録を抹消するものとする。
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利用者が以下の各号に該当した場合、管理者は利用者に何ら通知および催告を行わずに本サービスの利用停止または追放して利用者登録を抹消することができるものとする。
- 利用者が管理者に対し虚偽または不正な申告をした場合
- 登録要件を充足しないと管理者が判断した場合
- 本利用規約上の債務の履行を遅延または拒否した場合
- 本利用規約に違反した場合
- 差押、仮差押または仮処分の申立もしくは租税滞納処分による催促を受けたとき
- 資産状態または経営状態が悪化し、本サービスの利用の継続が困難になったと認められるとき
- 破産、民事再生、会社更生または特別清算の各手続き開始の申立があったとき
- 振出しもしくは引受けた手形または小切手が不渡りになったとき
- 営業を廃止したとき
- 営業活動を行うのに必要な営業等の許可が、関係官庁から取消、停止等を受けたとき
- 本サービスの信用を著しく損なう行為を行なったとき
- その他、管理者が利用者の財産整理に関する法的手続きの情報などを確認したとき
- いわゆる反社会的勢力もしくは反社会的活動を行う団体に所属し、またはこれらと密接な関係を有することが明らかになったとき
- 前各号の他、本サービスを利用することを管理者が不適切と判断したとき
- 利用者は、前項の利用停止または追放に対して一切異議を申し立てず、またこれにより損害または不利益を被ったとしても、管理者は免責されるものとし、賠償請求その他一切の請求を行わないものとする。
- 管理者は利用停止または追放に際して、その対象者および処分内容について全利用者のみならず、第三者に対しても公表することができるものとする。
第 14 条 免責事項
- 管理者は、利用者に対して、本サービスの利用による運送契約の成約を保証するものではなく、また、利用者間における運送契約の成約の有無を問わず、「たのむ」の利用者の荷物の運送につき何ら責任を負わないものとする。
- 管理者は、利用者間の運送契約について、一切の責任を負わないものとする。
- 管理者は、通信回線やコンピュータ等の障害によるデータの消失またはデータへの不正アクセス等により生じた損害または不利益、その他本サービスに関連して利用者に生じた損害または不利益について、一切の責任を負わないものとする。
- 管理者は、管理者のウェブサイト、サーバ、ドメイン等から送信される電子メール、本サービスのブログデータ等その他のコンテンツに、コンピュータウィルス等の有害なものが含まれないことを保証しないものとする。
第 15 条 本サービスの中断
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管理者は以下の各号を含む運用上の理由により、本サービスの提供を中断する必要があると判断した場合、事前に利用者に通知することなく、本サービスの提供を中断できるものとする。
- 本サービスのシステム保守、システム障害対応
- 天災等の不可抗力
- その他、運用上又は技術上管理者が本サービスの中断が必要と判断した場合
- 管理者は、前項の措置に関連して、本サービスの全部または一部の提供に遅延または中断および利用者に損害または不利益が生じたとしても、一切の責任を負わないものとする。
第 16 条 本サービスの変更、終了
管理者は、本サービスの内容、仕様について、利用者に事前通知することなく、その全部または一部を変更、追加もしくは廃止することができるものとし、これにより利用者に損害または不利益が生じたとしても、一切の責任を負わないものとする。但し、本サービスの全部を廃止する場合、管理者は、ウェブサイト、ウェブアプリケーション等における掲示等により、事前にその旨を通知または公表するものとする。
第 17 条 協議事項
本利用規約に定めていない事項につき疑義を生じた場合は、管理者および利用者は誠意をもって協議する。
第 18 条 管轄裁判所
本サービスに関連して訴訟の必要が生じた場合には、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
第 19 条 準拠法
本利用規約の準拠法は日本法とする。